便秘解消ch HOME > 黄体ホルモン黄体ホルモンと便秘
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女性が便秘になりやすい原因のひとつに、
排卵後〜月経前の生理が影響していると言いましたが、
この期間(2週間)を黄体期と言い、
この期間にいっぱい分泌されるのが
女性を便秘にさせている「黄体ホルモン」
という女性ホルモン。
と言っても、流産を防ぎ、
妊娠を続けるための、
出産に欠かせないホルモンなので、
身体には絶対必要なのですが、
このホルモンが排卵後〜月経前に多く分泌されると、
便を作る腸の動きが悪くなります。
腸は、便を肛門の方向に運んだり、
便を作るお仕事がありますが、
そのときに蠕動運動という、
腸がまるで、ミミズが体をクネクネうごめきながら進むのと同じように、
腸がクネクネと動いて便を肛門に運ぶ運動をしています。
しかし、この黄体ホルモンがいっぱい分泌されると、
便を作る腸の動き、蠕動運動が悪くなってしまいます。
そのためにこの時期の黄体期は便秘になりやすいのです。
PS
ちなみに、女性が男性より便秘になりやすい原因に、
腹筋の弱さや無理なダイエットなどがありますが、
この、ダイエットに最適な期間が
排卵期であることは良く知られていて、
逆に、黄体ホルモンが出ている黄体期には
ダイエットが向かないといわれています。
この理由としては、黄体ホルモンには、
食べ物から妊娠を続ける体力をつけるために、
脂肪をためてしまう特徴があるためです。
この黄体ホルモンとは、別名、プロゲストロン(progesterone)
とも呼ばれるステロイドホルモンの一種なのですが、
なんで黄体ホルモンっていう名前かと言うと、
カンタンに言えば、主に卵巣の黄体から分泌されることから
黄体ホルモンと呼ばれています。
※副腎皮質(ふくじんひしつ)からもチョコッと分泌されます。
黄体ホルモンの役割は、
妊娠の準備や維持をするためで、
これに必要なホルモンとして
妊娠中期には胎盤からも分泌されるようになります。
また、体温が上がるなどの基礎体温の変化は
プロゲステロンの変化といえます。
これら、女性には生まれつき持っている
女性ホルモンというものの影響で、
男性の便秘に比べて女性の方が便秘になりやすいという特徴があります。
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